昨年まで学生だった二人がセミナー講師に大変身!!

あるスポーツ系の会社へコンサルティングを行なっていた時、社長から「こうけつさんこの子とこの子が新しく入った新入社員です」とご紹介をいただきました。そして、いつもやるんですが自己紹介タイムを設けて好きな話をしてもらったんです。最初は「この会社で頑張りたいです」みたいな話が多かったんですがヒアリングをしていくと、一人の子は高校野球のマネージャーをこんな思いでやってきたということを延々と話始めるではありませんか。もう一人の子もそれを聞いて「私は空手で全部一人でやってたからマネージャーすごくほしかった〜」と話します。

そこでピーンと閃いたんです。そこまで強い想いを持っているなら・・・是非、形にしてあげたいとある提案をさせていただきました。それは高校野球のマネージャー向けに寄り添えるセミナーを開催することです。シーズンオフから最後の試合まで毎月1回シリーズで開催!やることによって未来がどんな風に変わるのかイメージしていただくと、二人とも「是非、やりたいです」と即答。経営者の方も「やったら日本初くらいだよね」と快諾していただけました。私としては後は事業の構築と費用をかけずにいかにやるかを念頭におき、二人に寄り添ってセミナー構築のサポート。ここでとても重要なことがあります!このセミナーは緊急ではないが重要なことのジャンルに入ることです。ということは本業をしっかりと行いながら準備を進めないといけないということ。毎日少しずつ進められるようにレールを少し準備してあげることです。そして、思いの確認とその人に合ったペース配分を常に調整することで挫折せず形にすることができます。

今ではセミナーも5回を数えます。当初は参加者の方が発言をされることは少なかったですが、今では「自分はこう思っていたけど、今はチームを良くするためにこれをやっています」とびっくり発言が飛び出すようになってきました。私はこの変化が、セミナー主催者の二人と参加者の方にとても大きなプラスのエネルギーを与えてくれ、自信を持った未来の姿がはっきりと浮かんでおり提案して良かったなと確信しています。と同時に緩まないようフォローしていく姿勢を私自身がキープすることによって、より良いものになっていくことでしょう。

この事例から学べることは、あなたにもきっと形にしたいことがあるはずでそれに気付くきっかけを持ってほしいということです。ご縁があれば是非、一度ご相談ください。

目次